深い衝動を“美しさ”へと昇華するとき
5月13日1:55、蠍座で満月を迎えます。
蠍座の象徴は【感情の深さと洞察力】

心の奥底にある、言葉にならない思いや衝動と静かに向き合うときです。
蠍座23度のサビアンシンボルは「妖精に変容するウサギ」
これは、自分の中の荒々しい衝動をそのまま発散するのではなく、芸術や文化的な活動へと洗練させることの大切さを教えてくれます。
繊細な感受性を育てるには、衝動を“枯らすほどに”経験し、そのエネルギーを昇華させるプロセスが必要なのかもしれません。
今回は、太陽(牡牛座・2ハウス)と月(蠍座・8ハウス)が向かい合う満月。
「手に取れる価値」(2ハウス)と、「目に見えない深い絆や感情」(8ハウス)
物質と精神のバランス、現実と心理のバランスを見直すタイミングです。
そこに天王星が加わり、太陽とコンジャンクション、月とはオポジション。
突然の気づき、意外な展開、価値観の変化が起こりやすい配置です。
“こうあるべき”という固定観念が揺さぶられ、内側から「もっと自由に、もっと本質的に生きたい」という声が湧いてくるかもしれません。
さらに、1ハウスでは海王星(牡羊座)と土星(魚座)が重なり、理想と現実、夢と制限の境界があいまいになりつつも、今ここで“形にするための強さ”が求められています。
水星(牡牛座・2ハウス)と冥王星(水瓶座・11ハウス)のスクエアも影響を与えています。
内面で感じていることを言葉にするのが難しくなるかもしれません。
でもその分、「何を語るか」よりも、「どんな意識で語るか」が問われます。
深い思考や鋭い直観を使って、自分の価値や未来のビジョンを見直していく機会です。
この満月は、感情を爆発させるのではなく、その深さを静かに見つめて、洗練された何かへと昇華していく時。
繊細な感受性は、内側で丁寧に育てていくものです。
あなたの中にある【まだ言葉になっていない想い】を、新しい美しさとして表現してみてください。
もし、そんな内なる声や感情の源に光を当ててみたくなったら、心理占星術カウンセリングを受けてみませんか?
深くて静かな変化のプロセスを、一緒に丁寧にたどっていきましょう。
あなたらしい人生がさらに輝き始めることを応援しています!
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