占星術とは

占星術

占星術は、私たちの性格や運命に影響を与えるとされる星の配置を読み解く学問です。ここでは西洋占星術の基本要素として簡単に解説します。

サイン(星座)

サインとは、黄道12宮(牡羊座〜魚座)の12の星座を指します。サインはそれぞれ個性や性質を持ち、性格傾向や行動パターンに影響を与えます。例えば、牡羊座は情熱的で行動力があり、乙女座は几帳面で分析的な特徴があります。

サイン(星座)は太陽だけでなく、月、水星、金星、火星、など、すべての天体に関わります。よく見かけるテレビなどの星占いは「星座=太陽星座」になっていますがそうではありません。月の場合は気持ちや感情に、水星の場合は思考やコミュニケーションの取り方に影響がある、と思って読んでいただければと思います。

アセンダントサインはその人の第一印象、無意識の自分、外見の雰囲気、を表します。
古代の占星術の世界では太陽よりアセンダントサインの方がずっと重視されていた時代があったようです。アセンダントは無意識の自分なので私もこちらの方がその人らしさを表しているような感じがしています。
太陽や月とは違った表れ方で、自分よりも周りの人が納得している部分かもしれません。
とても興味深いです。

牡羊座
牡牛座
双子座
蟹座
獅子座
乙女座
天秤座
蠍座
射手座
山羊座
水瓶座
魚座

ハウス

ホロスコープにおいて「ハウス」とは、人生のさまざまな分野を象徴するエリアです。12のハウスがあり、それぞれ異なるテーマや経験を示します。ハウスの配置は、個人の性格や運命に深く関わっています。

ホロスコープのハウスを理解することで、自分の強みや課題が明確になります。また、天体がどのハウスにあるかによって、その分野に特別な影響を与えます。

ハウスに天体がない場合でも、そのハウスのカスプ(始まり)のサインが重要になります。カスプのサインが、その分野での傾向や取り組み方を示します。たとえば、第2ハウスに天体がなくても、カスプの星座が金銭管理のスタイルや価値観に影響を与えます。

1ハウス:(自己)個性、外見、第一印象、行動パターン
2ハウス:(所有)お金、財産、価値観、自己価値
3ハウス:(コミュニケーション)知性、学び、情報、兄弟姉妹
4ハウス:(家庭)家族、ルーツ、心の安定、住環境
5ハウス:(創造性)恋愛、趣味、自己表現、子供
6ハウス:(労働)仕事、健康、日常生活、奉仕
7ハウス:(対人関係)結婚、パートナーシップ、契約
8ハウス:(変容)遺産、深い絆、精神的成長、共有財産
9ハウス:(探求)哲学、宗教、高等教育、海外
10ハウス:(社会的地位)キャリア、名声、目標、使命
11ハウス:(交友関係)友情、グループ活動、未来の展望
12ハウス:(無意識)精神世界、直感、隠されたもの、癒し

天体(惑星)

天体とは、太陽、月、火星、金星など、私たちに影響を与えるとされる10の天体のことです。天体は「意識」「感情」「行動」「愛」など、人生のさまざまな側面を象徴しています。例えば、火星は情熱や行動力、金星は愛情や美的感覚を示します。

天体の詳細ページ

アスペクト

アスペクトとは、ホロスコープ内で天体同士が形成する特定の角度のことです。アスペクトは、天体のエネルギーがどのように作用し合うかを示します。調和的なアスペクトはスムーズなエネルギーの流れを、葛藤的なアスペクトは乗り越えるべき課題を示すことが多いです。

アスペクトの詳細ページ

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